HOSTING LOOKUP GUIDE
Web・メールのホスティング先を調べる方法
1つのドメインでも、Webサイト、メール、DNS、ドメイン登録を別々の会社が担当できます。このツールはDNSのA・CNAME・MX・NSなどを使い、それぞれの利用先を推定します。
基本の使い方
- 1
ドメインを入力
調べたいサイトのルートドメインを入力します。Webだけを調べる場合も、メールやDNSとの分離を確認できます。
- 2
Web・メール・ドメインを分けて見る
A・CNAMEはWeb、MXはメール、NSはDNS管理先、Whoisはレジストラの手掛かりとして読みます。
- 3
候補と根拠を照合
表示されたサービス名だけで断定せず、IP、ホスト名、MX、NSなど判定根拠を確認します。
結果の見方
- Webホスティング
- A・AAAAのIP所有者、CNAMEの参照先、応答ヘッダーなどからWebサイトの配信基盤を推定します。
- メールホスティング
- MXレコードから受信メールの配送先を推定します。送信経路や外部配信サービスまではMXだけで分かりません。
- ドメインサービス
- レジストラやNSを手掛かりに、ドメイン登録・DNS管理に関係するサービスを表示します。
- 確度
- 専用ホスト名との一致は比較的高い確度ですが、共有IPやCDN経由では候補にとどまります。
よく使う場面
管理を引き継ぐ
Web、メール、DNSの契約先を分けて洗い出し、必要なアカウントを確認します。
サーバー移転を準備する
現在のWebとメールの向き先を控え、移転時に変更漏れがないようにします。
障害範囲を切り分ける
サイトだけ、メールだけ、またはDNS全体の問題かを、利用サービスごとに整理します。
うまくいかないときの確認点
- CloudflareなどのCDN・リバースプロキシ経由では、オリジンサーバーのIPや会社は公開DNSから分かりません。
- 共有IPは多数の顧客が利用するため、IP所有者と実際の契約サービスが一致しない場合があります。
- Google WorkspaceやMicrosoft 365など、メールだけ外部サービスを利用する構成は一般的です。
- ホスティング候補は公開情報からの推定です。契約の確定には請求書、管理画面、担当者への確認が必要です。
よくある質問
Q.IPアドレスだけでレンタルサーバーを特定できますか?
専用IPなどでは手掛かりになりますが、共有IP、CDN、クラウド環境では特定できないことがあります。複数のDNS情報を合わせて判断します。
Q.Webサイトとメールの会社が違っても問題ありませんか?
問題ありません。A・CNAMEはWeb、MXはメールとして独立して設定できるため、別会社を組み合わせる構成は一般的です。
Q.Cloudflareと表示されたらCloudflareにサイトが保存されていますか?
必ずしもそうではありません。CloudflareがCDNやプロキシとして前段にあり、実際のサーバーは別会社に置かれている場合があります。