DNS LOOKUP GUIDE
DNSレコード確認の使い方と結果の読み方
DNSレコードは、Webサイトやメールの接続先を決める公開設定です。このページでは現在返されているA・AAAA・MX・NS・TXT・CNAMEを確認し、管理画面の設定値と照合できます。
基本の使い方
- 1
ドメイン名を入力
example.comのように入力します。URLを貼り付けた場合は、検索に必要なホスト名へ整形します。
- 2
確認する種類を選択
全体を調べるなら「すべて検索」、Webの向き先ならA・AAAA・CNAME、メールならMX・TXTを選びます。
- 3
管理画面と照合
表示された公開値とDNSサービスの設定値を比べ、ホスト名、種類、値のどこが異なるかを確認します。
結果の見方
- A / AAAA
- Webサーバーなどの接続先IPです。AはIPv4、AAAAはIPv6を示します。wwwの有無で別の値になることがあります。
- CNAME
- ホスト名を別のホスト名へ向ける別名設定です。最終的なIPを知るには、参照先のA・AAAAも確認します。
- MX / TXT
- MXは受信メールの配送先です。TXTにはSPF、DKIM、DMARC、サービスの所有権確認などが入ります。
- NS
- DNSを管理しているネームサーバーです。設定場所が分からない場合は、NSのホスト名が手掛かりになります。
よく使う場面
サイトが表示されない
A・AAAA・CNAMEと、アクセスしているwww有無を確認し、移転前の値が残っていないか切り分けます。
メールが届かない
MXの配送先、TXTのSPF、DKIM用レコード、DMARCを順番に確認します。
サーバー移転を確認
切り替え前後の値を控え、公開DNSの応答が新しい接続先へ変わったことを確認します。
うまくいかないときの確認点
- 変更前の値が返る場合は、TTLが切れるまでDNSキャッシュに古い応答が残っている可能性があります。
- NXDOMAINは名前が存在しない応答、SERVFAILは名前解決処理に失敗した応答です。原因と対応が異なります。
- Cloudflareのプロキシを使うサイトでは、A・AAAAにCloudflareのIPが表示され、実際のオリジンサーバーIPは分かりません。
- ルートドメインとwwwは別のホスト名です。片方だけでなく、実際に利用する両方を確認してください。
よくある質問
Q.DNS変更は何時間で反映されますか?
一律の時間では決まりません。変更前のTTL、各リゾルバのキャッシュ状況、ネームサーバー変更の有無によって、確認場所ごとに見える値が変わります。
Q.DNSレコードが見つからないのは設定ミスですか?
必ずしも設定ミスではありません。その種類を使っていない、別のホスト名に設定されている、DNSSECやネームサーバーに問題がある、といった可能性があります。
Q.TXTレコードが複数あっても問題ありませんか?
用途の異なるTXTが複数あること自体は一般的です。ただしSPFを示すv=spf1のレコードを同じホスト名へ複数置くと、検証エラーの原因になります。
Q.この結果だけでDNSの管理会社を特定できますか?
NSのホスト名から推定できます。確実な設定場所は、ドメインの契約情報やサービスの管理画面と合わせて確認してください。