DNS GUIDE

AAAAレコードとは?Aレコードとの違いと確認方法

AAAAレコードは、ホスト名をIPv6アドレスに対応付けるDNSレコードです。Aレコードとの違い、確認方法、設定が必要な場面をわかりやすく解説します。

公開・最終確認: 2026年8月28日 / ウェブ便利ツール編集部

先に結論: AAAAレコードはIPv6用、AレコードはIPv4用です。両方を同じホスト名に設定でき、利用者の接続環境に応じて適切な経路が選ばれます。

AAAAレコードの役割

AAAA(クアッドA)レコードは、www.example.com のようなホスト名を、128ビットのIPv6アドレスに対応付けるDNSリソースレコードです。IANAではタイプ番号28として登録され、IPv6向けDNS拡張を定めたRFC 3596で形式が定義されています。

たとえば 2001:db8::1 のような値が返れば、そのホスト名にはIPv6の接続先が公開されています。値の例に使う 2001:db8::/32 は文書用の予約範囲であり、実運用には使いません。

Aレコードとの違い

項目AレコードAAAAレコード
対応する通信IPv4IPv6
値の例192.0.2.12001:db8::1
同時設定同じホスト名にAとAAAAを併記できます

AAAAレコードを確認する方法

  1. DNSレコード確認ツールを開きます。
  2. URLではなく、確認したいドメインまたはホスト名を入力します。
  3. 「AAAA」を選ぶと、IPv6の値だけを確認できます。

example.comwww.example.com は別のホスト名です。サイトで実際に使っている方を確認してください。

AAAAレコードを確認する

設定が必要になる場面

  • WebサーバーやCDNがIPv6の受信に対応し、IPv6アドレスを案内している
  • IPv4とIPv6の両方でサイトを到達可能にしたい
  • 現在のAAAAレコードが、移転後も古いサーバーを指していないか確認したい

サーバー側でIPv6を受けられないのにAAAAレコードだけを追加すると、一部の利用者が接続できなくなる可能性があります。ホスティング事業者が示す値を確認してから設定してください。

表示されない・変更が反映されないとき

  • 対象のホスト名にAAAAレコード自体が設定されていない
  • CNAMEの参照先にAAAAがあり、直接の値が別名として返る
  • リゾルバや端末に、変更前の応答がTTLの期限までキャッシュされている
  • DNSSECの検証失敗などでSERVFAILになっている

参考にした一次資料